スバルは、アイサイトを搭載した「フォレスター」(2024年モデルの米国仕様車)が米道路安全保険協会(IIHS)の「前面衝突予防性能試験」で最高評価を得たと発表した。

 IIHSの最新試験は、乗用車に加えて二輪車と大型トラックも想定し、接近速度も従来の時速20~40㌔㍍から同50~70㌔㍍へと厳しくなった。「フォレスター」は対乗用車では全ての速度で、二輪車でも同60㌔㍍まで衝突を回避した。前方衝突警告システムも全ての試験で加点基準を満たしたという。対象となった10車種の小型SUVでは唯一、最高評価を得た。

 同車は2007年から17年連続でIIHSの「トップセイフティピック」を獲得している。「アイサイトの予防安全性能の高さがあらためて評価された」としている。