神戸製鋼所は20日、2026年度までの中期経営計画を公表した。2基ある高炉のうち1基を高級鋼の製造が可能な「大型革新電炉」に転換することを検討する。自動車パネル材や鉄鋼などの「素材系事業」は、24年度の黒字転換を目指し、最終年度に投下資本利益率(ROIC)6~8%を目指す(前中計の実績は3~4%)。アルミ板製品では現地企業と合弁企業を立ち上げて中…