熱処理技術「ハック」を適用した軸受け(右)

NTNは、鋼材の新たな特殊熱処理技術「HA―C(ハック)」を開発した。転がり軸受けで一般的な「深溝玉軸受」に用いた場合、外径・幅ともに約13%の小型化、約45%の軽量化につながる。22日に開幕する「人とくるまのテクノロジー展2024横浜」(パシフィコ横浜)で初披露し、試作品の提供を始める。熱処理は鋼材の性質を左右する重要な技術だ。加熱・冷却の温度…