今から40年以上前、米国では低燃費の日本製の自動車が人気となり、シェアが急拡大した。この影響で米国自動車産業の失業率が上昇、日本車の輸入規制を求める声が強まった◆米政府は自由貿易を進める観点からも規制に踏み込めない中、日本の自動車メーカーが自ら対米輸出台数を自主規制することで決着した。自主規制は当初3年間という時限的な措置だったものの、1994年…