椿本チエインは、チェーンをはじめとする機械部品からマテハンシステムまで幅広い分野で世界中の「動く」を支え続けてきた、1917年創業の企業。現在、世界26の国と地域に80を超える拠点を展開し、次世代ビジネスとなる新事業創出にも注力をしている。

 今回の出展では「〝動かす〟ことに進化をもたらし、社会の期待を超えていきます。」をコンセプトに、電気自動車(xEV)のキーユニットであるEV用駆動モーター「e-Axle」を進化させるクラッチ製品群をメインに紹介する。省スペース化及び設計自由度を向上させる「パーキングロッククラッチ」や、変速や動力の切り替え、切り離しによるドラッグトルク低減を実現する「カム&ラチェット式クラッチ」、過負荷を遮断し機構を保護する「トルクリミタ」などを展示。さらに小型モビリティに対しては、電動モーターからのワンウェイ方向での動力伝達だけに留まらず、最適なサイズや仕様にカスタマイズができる「パーソナルモビリティー用クラッチ」のほか、円弧状の揺動運動機構のコンパクト化を実現できる「アークチェーン」も展示する。

 これら新商品の機能や動作、導入メリットを実機と新作動画で紹介する。種々の展示物を通じて、同社独自の技術力やグループ総合力を発揮した新製品と技術を提案し、顧客とのより深い技術交流の場を提供する。