SOMPOホールディングス傘下のセゾン自動車火災保険(中川勝史社長、東京都豊島区)は24日、「SOMPOダイレクト損害保険」に10月1日付で社名変更すると発表した。同社は損害保険ジャパンが2023年10月、完全子会社化していた。

 セゾン自動車火災保険は、1982年に「オールステート自動車・火災保険」として設立。その後、旧西武流通グループの出資などを経て98年に現在の社名になり、2019年に「そんぽ24損害保険」と合併した。同社の22年度の正味収入保険料は644億円で、ダイレクト系損保の中ではソニー損害保険(1437億円)に次いで2位となっている。3位はアクサ損害保険(570億円)。