GW期間中の渋滞箇所を説明する「3代目渋滞予報士」の曽根健司さん(23日)

NEXCO東日本北海道支社(堀圭一支社長、札幌市厚別区)は、ゴールデンウイーク(GW)期間の渋滞予測を公表した。今年の渋滞ピークは5月3~5日で、札幌市内の伏古インターチェンジ(IC)付近などで渋滞が伸びる可能性がある。同社は道路状況をリアルタイムで確認できる交通情報サイト「ドラとら」などを活用し、混雑する時間帯を避けた高速道路の利用を呼び掛けている。

最大の渋滞は、3日午前9~12時にかけて札樽道・下り線の伏古IC付近を先頭に5km、5日午後4~8時にかけて道東道・上り線の穂別トンネル付近を先頭に5kmほどを見込んでいる。全道の渋滞回数は13回と、前年同期(7回)から倍増すると予測している。

GW期間中の11日間(4月26日~5月6日)は、休日割引が適用されない。同社は混雑する日や時間帯を避けた「分散利用」に協力を求めるとともに、タイヤ交換後にナットの緩みがないか、再確認を呼び掛けている。