スバルとアイシンは12日、eアクスルの開発や調達、生産で協業すると発表した。2020年代後半にスバルが生産を始める電気自動車(EV)から搭載する。具体的な生産スキームは今後検討する。スバルはアイシンとの協業で競争力の高いeアクスルを開発し、EVの商品力を高める。

 アイシンは27年の投入を目指すeアクスルの「第3世代品」を開発中だが、これとは別にスバルと新しいeアクスルを共同開発する。

 スバル初の量産EV「ソルテラ」は、アイシン製のeアクスルを採用しているが、今後は開発や構成部品の調達にも協力関係を広げる。30年にEVの販売比率を50%に高める目標の達成につなげる。