町道を走る自動運転バス。左の電柱に設置された「路車協調システム」のカメラが交差点に接近する車両や人を検知し、バスに情報を伝達している

人口約4800人の道東・十勝の上士幌町で2022年12月、オペレーターが乗車する「レベル2(高度な運転支援)」で自動運転バスの定期運行が始まった。24年2月の実証実験では、雪で自動運転割合が低下する冬季の課題を克服するため、「信号協調」と「路車協調」の2つのシステムをテスト。24年度中の実現を目指す「レベル4」での運行に前進した。レベル2による自…