大空学園義務教育学校の授業で講師を務める日野自動車の松山耕輔氏(左)

日野自動車は、北海道帯広市の大空団地に、新たな調査拠点「帯広分室」を開設した。地域住民や利用者との「対話」を通じ、地方の公共交通が抱える課題を洗い出そうとする斬新な試みで、同社ソリューション事業部の執行職1人が常駐する。人口減少やドライバー不足などを背景に、国内のバス・トラック市場が厳しさを増す中、商用車メーカーとして、地域に寄り添うモビリティサ…