停留所で減便を知らせる張り紙(JR手稲駅南口)

北海道内で路線バスの運転手不足が危機的な状況にある。道内人口の38%、196万人が住む大都市・札幌を走る路線バスも、昨秋から乗務員不足などを理由に各社が雪崩を打つように減便を発表した。一方、人手不足がより深刻な地方の自治体で自動運転バスや人工知能(AI)を活用した公共交通を目指す動きが活発化している。新たなテクノロジーを、瓦解し始めたようにも映る…