中国ではEV向け部品の生産も始める(写真は武漢の製造拠点)

パイオラックスは、北米と中国の生産網を再編する。人件費が高騰する米国では自動化を進め、ファスナー系の生産に特化する。樹脂部品など人手がいる製品はメキシコに集約する方向で、工場の新設や既存工場の能力増強を検討する。中国では、電池やモーターなど電気自動車(EV)向け部品を新たに生産する。今後3年以内にこうした再編を進め、環境変化への適応を急ぐ考えだ。…