ミライース
アトレー

ダイハツ工業は1月30日、認証不正問題により出荷停止となっていた軽自動車「ミライース」など計10車種について、国土交通省から出荷停止指示の解除を受けたと発表した。解除の対象となる車種の出荷・生産再開の時期は現時点で決まっていない。

国交省から出荷停止の指示が解かれた車種は、ミライースと軽商用車「アトレー」「ハイゼットトラック」「ハイゼットカーゴ」、OEM(相手先ブランドによる生産)車のトヨタ自動車「ピクシスエポック」「ピクシスバン」「ピクシストラック」、スバル「プレオプラス」「サンバーバン」「サンバートラック」の計10車種。

出荷・生産再開については、仕入れ先や販売会社の現状を聞き取りしたうえで、具体的なスケジュールを決める。

ダイハツの一連の不正問題では、国交省が不正のあった車両などを対象に道路運送車両法の基準適合性を確認する試験を実施している。検証が終了した車種から結果を順次公表しており、19日にはトヨタからの受託生産車「プロボックス」と同車ベースのマツダ「ファミリアバン」のほか、ダイハツ「グランマックス」のバンタイプと、グランマックスをベースにOEM供給するトヨタ「タウンエース」およびマツダ「ボンゴ」のバンタイプの5車種について、出荷停止指示を解除した。