燃料ポンプのリコール内容説明図(スバルXV)

 スバルやホンダなど6社は、デンソー製燃料ポンプのリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。対象は36車種・約48万台分。これで同社製燃料ポンプのリコール対象車(二輪含む)は約430万台になった。

 国交省によると、低圧燃料ポンプの樹脂製インペラ(羽根車)で成形条件が不適切なため、樹脂密度が低いものが燃料で変形し、作動不良につながることがある。最悪の場合、走行中にエンストする恐れがある。

 この燃料ポンプは自動車メーカー各社で使用されており、国内でのリコールは2020年にトヨタ自動車が届け出て以降、ホンダ、ダイハツ工業、マツダ、スズキ、スバルで数回にわたり届け出られている。今回はホンダとヤマハ発動機が二輪車のリコールも届け出た。

 デンソーは昨年12月、「不具合原因の継続調査を進めていく中で、燃料ポンプの実際の作動不良の発生には条件が複雑に絡んでいることが判明した」と説明。その上で「燃料ポンプの製造から車両に組み付けるまでの期間やその環境の影響、市場不具合の状況などの調査結果も確認しながら自動車メーカーと連携して対応を進める」とした。