ゼンリンは、電気自動車(EV)用の充電スタンドの空き状況を、リアルタイムで確認できるサービスの提供を開始したと発表した。エネゲート(廣田禎秀社長、大阪市北区)とビプロジー(平岡昭良社長、東京都江東区)が保有しているEV充電スタンド約4800口の利用状況を、自動車メーカーなどに提供する。EVユーザーの利便性向上につなげる狙いだ。

 充電スタンドの満車と空車の情報は、カーナビゲーションシステムのメーカーやEV関連サービス事業者などにも順次提供していく。ゼンリンでは今後も充電事業者との連携を強化し、サービスの充実に取り組む考えだ。