三菱電機は、電気自動車(EV)用の新たなパワー半導体モジュール「J3シリーズ」を開発した。炭化ケイ素(SiC)素子を搭載し、大きさは従来品の約4割へと小型化した。3月末からサンプル提供を始め、2025年度中の量産開始を目指す。同社は1997年、世界に先駆けて自動車用パワー半導体モジュールをハイブリッド車(HV)向けに量産し、SiCパワーモジュール…