日本自動車輸入組合(JAIA、上野金太郎理事長)が17日発表した2023年の中古輸入車登録台数は55万6198台(前年比0.1%増)と3年ぶりに前年を上回った。新車の納期遅延が改善し、7月以降は単月ベースで6回中、4回が前年超えを記録するなど、確実に回復している。

 中古輸入車の9割超を占める乗用車は53万3729台と前年比横ばい。普通車は46万5275台(同1.6%増)で、小型車が6万8454台(同9.7%減)だった。貨物車は1万9790台(同6.1%増)だった。

 外国メーカー車のブランド別ではメルセデス・ベンツが11万6938台(同2.4%増)で首位。BMWが11万348台(同1.9%減)、フォルクスワーゲンが5万7767台(同7.6%減)と続いた。

 12月単月実績は4万5928台(同5.1%増)と2カ月ぶりの前年超えだった。