トヨタ自動車は10日、国内工場の稼働を15日以降も予定通り行うと発表した。令和6年能登半島地震の影響で部品調達に懸念があったが、被災した仕入れ先の復旧状況などを踏まえ、稼働の継続を決めた。

 1日に発生した地震で北陸地域の複数の仕入れ先が被災したが、トヨタは被災地以外の在庫部品を活用して予定通り年初8日からの稼働をスタートさせた。7日時点で「15日以降の稼働は部品在庫状況などを精査した上で判断する」としていた。1月22日以降については「稼働を前提に、生産に影響がある場合にのみ知らせる」としている。