独フォルクスワーゲンは、2024年4~6月期以降に投入する市販車から米オープンAIの生成AI(人工知能)「チャットGPT」を標準装備すると発表した。音声による自然な操作や目的地の検索機能などを実現する。標準機能として複数の車種にチャットGPTを搭載するのは量産車メーカーとして初めてという。

 ラスベガスで開催中の「CES2024」で発表した。電気自動車(EV)の「ID」シリーズや「ティグアン」「パサート」などのモデルチェンジに合わせ、チャットGPTを組み込んだ新世代のインフォテインメントシステムを採用する。