ブリヂストンは、オートサロン2024でスポーツタイヤブランド「ポテンザ」のタイヤ・ホイールなどを出展する。活動開始から60周年を迎えたモータースポーツ向けのタイヤも合わせて展示し、参戦ドライバーや監督のトークショーも開く。eモータースポーツの体験型プログラムも設け、来場者が楽しめる仕掛けを多数、用意する。

 ポテンザブランドでは、開発車両の日産「スカイラインGT-R BNR34型」と、純正装着車両であるランボルギーニ「ウラカンSTO」などの装着車を展示する。

 同社がタイヤメーカーとしての「原点」「極限への挑戦」と位置付けるモータースポーツの分野では、ポテンザブランドのタイヤを装着したレーシングカーを展示する。スーパーGT2013 GT500クラス シリーズチャンピオン車両である「ZENT CERUMO SC430」のほか、「2023ブリヂストンワールドソーラーチャレンジ」で初投入された商品設計基盤技術「エンライトン」を用いたタイヤなども紹介する。

 エンライトンは、電気自動車(EV)時代に「究極のカスタマイズ」を実現できる付加価値としても期待を込める。ものづくり基盤技術「ブリヂストン・コモナリティ・モジュラリティ・アーキテクチャ(BCMA)」も合わせて紹介し、顧客価値の向上や競争優位性の確保に繋げていく。

 ブースでは、ポテンザの開発ドライバーや「スーパーGT」参戦ドライバーなどをゲストに招き、タイヤ開発や将来のモータースポーツを語り合うトークショーも開催する。eモータースポーツの体験型プログラム「ブリヂストンeモータースポーツインスティテュート」の体験コーナーも設置する。