阿部商会(阿部文保社長、東京都千代田区)は、「グレードアップ」をキーワードに、カスタム・チューニングを訴求する。サスペンションの「BILSTEIN(ビルシュタイン)」やスプリングの「Eibach(アイバッハ)」、マフラーの「REMUS(レムス)」といった、欧州車から国産車まで幅広く対応する新製品や実装した車両などの展示で、カスタムの面白さを来場者にアピールする。
展示するBMWの「M2」には、純正の電子制御ダンパーに対応したビルシュタインの車高調キットやレムスの新製品マフラーが装着される。そのほか、M3やM4用向けの追加適合製品や、国内のビルシュタインテクニカルセンターで開発された60系プリウス、90系ノア・ヴォクシーのプロトタイプ・サスペンションキットが発表される予定だ。また、スバルテクニカインターナショナル(STI)の協力のもと、2016年にニュルブルクリンク24時間レースに参戦したWRXも展示する。同社では長年レース活動をサポートしており、今後も引き続き活動を行っていくほか、そこから得た膨大なデータを落とし込み、耐久性や品質・性能にこだわった商品を市販車用の開発に活かし、製品力を強化していく。
さらに、ブースを分けたタイヤホイールの展示では、新作のオリジナルホイール「DISCOVER」が披露されるほか、タイヤでは、GTラジアルとノキアンの2ブランドを改めて来場者にアピールする。ブースにはテスラモデル3の、AS FORGEDとノキアンR5(EV専用スタッドレス)を装着した車両が展示される予定だ。