アジア
アルズ

ダイハツ工業は12月25日からマレーシアの工場がほぼ通常稼働に戻ったことを明らかにした。認証試験での不正行為を受け、対象車種の生産を一時的に停止していたが、関係当局や一部の仕向け地から許可が下り、生産を再開。マレーシア国内向けの生産・出荷が進んでいるという。

今回、マレーシアで生産する車種で対象となったのはプロドゥア「アジア」「アルズ」「マイヴィ」、トヨタ「ラッシュ」などで、試験未実施の項目での試験結果の虚偽記載などがあった。

プロドゥアは、マレーシア政府とダイハツが共同出資する国民車メーカー。2006年から同国内で販売シェア1位を維持している。プロドゥア車の22年度(22年4~23年3月)の生産台数は31万529台、販売台数は29万9986台で、ともに過去最高を記録した。