電動化しても「パワーは落ちない」と話す事業者が多い

自動車リサイクル事業者で、電動の重機を導入する動きが広がりつつある。使用済み車の解体には容易に車両を持ち上げたり、切断したりして大きな部品を取り外せる「ニブラ」と呼ばれる大型の重機が欠かせない。現在はディーゼルエンジン(DE)で稼働するものが主流だが、将来的に求められるカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)では不利となる。そこで排出ガス…