トヨタ自動車は、「プリウス」のサブスクリプション(定額利用)サービス「KINTO(キント)」専用グレード向けに、新たなアップグレード商品を追加したと発表した。従来、上位グレードにのみ標準装備していた、画面サイズが12・3㌅のディスプレーオーディオと自動防眩機能付きインナーミラーの2種類を後付けで装備できるようにした。

 プリウスのキント専用「Uグレード」に追加装備できるのは、駐車操作支援システムに続く第2弾。注文は専用のアプリを通じて受け付け、支払い方法は一括とサブスクの月額料金に加算する方法から選択できる。価格はディスプレーオーディオが一括払いで14万8500円、自動防眩機能付きインナーミラーが1万6500円(消費税込み)。

 Uグレードはオプションの追加に備え、あらかじめ配線などを車体に組み込んだ「アップグレードレディ設計」を採り入れており、車両納車後もオプション品の追加を少ない作業工程で安価にできるようになっている。