スズキは6日、インドのスズキ・モーター・グジャラート(SMG)が4日に累計生産台数300万台を達成したと発表した。マルチ・スズキ・インディアは300万台までに16年7カ月かかったが、SMGは2017年2月に生産を始めてから6年11カ月で達成した。

 SMGは「スイフト」や「ディザイア」「バレーノ」「フロンクス」、OEM(相手先ブランドによる生産)モデルのインド国内向けと、アフリカや中南米などの輸出向け車両を生産している。生産能力は年間75万台で、2022年度は約67万5千台を生産した。

 同社はインドでの四輪生産体制を見直し、11月にSMGをマルチの子会社とした。インドでは、30年度までに約400万台の生産能力を確保する計画を持つ。