トヨタ自動車は19日、レクサスの上級ミニバン「LM」の国内仕様を発表した。同日受注を開始し、12月下旬ごろの発売を予定する。運転手を抱えるオーナー向けの「ショーファードリブン」に特化した4人乗り仕様のハイブリッド車(HV)となっている。乗員のプライバシーを守るパーテーションや48㌅の大型ディスプレーなど快適装備も充実した。

 パワートレインは排気量2.4㍑の直列4気筒ターボエンジンに、6速の自動変速機(AT)とモーターを一体化したフロントユニット、リアの高出力モーター「eアクスル」を組み合わせた「ダイレクト4」を採用。四輪駆動となっている。また、新「GA-K」プラットフォームの採用などにより、車体のねじり剛性を従来型比で約1.5倍に高めた。

 価格は「LM500h〝エグゼクティブ〟」で2千万円(消費税込み)。