新たに稼働停止の対象となったコースター

トヨタ自動車は10月17日、国内7工場11ラインで18日の稼働を停止すると明らかにした。中央発條のシャシばねを生産する工場で爆発事故があり、部品の供給が滞っている。中央発條の工場普及のめどが立たない中、トヨタは部品の代替調達の検討を進めており生産再開を目指す。

中央発條の工場事故は16日昼に発生し、同日夕方以降の2直から「ランドクルーザー(300系)」を生産するトヨタ車体の吉原工場(同)など2工場3ラインの稼働を停止。翌17日は、「RAV4」を生産する豊田自動織機の長草工場(愛知県大府市)など6工場10ラインに稼働停止範囲が広がった。

18日は、小型バス「コースター」を生産するトヨタ車体傘下の岐阜車体工業(岐阜県各務原市)の第2ラインを追加した7工場11ラインで稼働を止める。