図1 今回開発したバイオベースポリエステルと汎用プラスチックとの機械特性

東京都立大学大学院理学研究科の野村琴広教授らの研究グループは、大阪産業技術研究所森之宮センター物質・材料研究部の平野寛部長らの研究チームと共同で、汎用プラスチックを上回る機械特性を持つ非可食植物由来(バイオベース)のポリエステルを初めて開発したと発表した。高性能なモリブデン触媒を用いた「オレフィンメタセシス重合法」によって、バイオベース材の課題だ…