図1 数理モデルから自動生成したデータセットによる画像認識AIの構築

産業技術総合研究所(産総研、石村和彦理事長)は、画像認識用の人工知能(AI)で、数理モデルを活用した自動的な学習によって物体の位置や大きさの把握を可能にする技術を開発したと発表した。自動運転やロボットの視覚情報をはじめ、産業分野での画像認識の応用に欠かせないコア技術「画像領域分割」で実現した。従来は大量の実画像を使用し時間をかけて学習させる必要が…