グッドスピードは、公表済みの決算に関して不適切な会計処理の疑いがあると監査法人から指摘があったため、外部の有識者による調査委員会を設置することにした、と3日までに発表した。
同社によると、監査法人から指摘があったのは9月14日。対応を協議し、29日の取締役会で調査委員会設置を決めた。「不適切な会計処理」の疑いの詳細な内容について同社は把握していないという。監査法人から「調査委員会が設置されたら、直接その内容を調査委員会に伝える」と言われているため、としている。調査委員会のメンバーや調査実施期間については未定だが、決まり次第公表するという。
同社は、自動車保険金の不正請求があるとの一部報道を受けて8月23日に内部調査をしていると発表し、翌24日に、2023年度の一部を調べた結果、30件(合計約63万円)で不適切な事案が見つかったと公表していた。