日産自動車は3日、「ジャパンモビリティショー2023」に、電気自動車(EV)のコンセプト車「ハイパーアーバン」を出展すると発表した。日産は順次、出展車両を発表する予定で、今回の発表は第1弾となる。

 ハイパーアーバンは、環境意識が高い顧客に向けた都市型SUVタイプのEV。ソフトウエアを無線通信で更新するOTA(オーバー・ジ・エアー)の活用で内装やインターフェースを更新したり、人工知能(AI)を使った充放電管理技術でEVの環境負荷低減効果を最大化したりする。

 第2弾以降のEVは10、17、19日に順次発表する。日産のブースはフィジカルとデジタルの融合をコンセプトにしており、ハイパーアーバンは実車ではなくデジタル上で展示する。