1年後の本格運用までに現場の混乱を抑えられるか

10月に「プレ運用」が始まるOBD(車載式故障診断装置)を活用した自動車検査では、保安基準の不適合を示す「特定DTC(故障コード)」の取り扱いが焦点の一つになりそうだ。特定DTCを検出すれば車検に通らないが、プレ運用中は合否に影響しない。しかし、実際は特定DTCが出ても、必ずしも不具合があるケースばかりではないとの実情もあり、1年後の本格運用では…