EV用充電器は利用率も重視される段階に入った

電気自動車(EV)用の普通充電器を主力としている充電サービス事業者の事業戦略が、転換点を迎えている。各社は国の補助金を前提にしたビジネスモデルとなっているが、一部で先に補助枠だけを確保しようとする動きが相次いだ。このため、2023年度は予算が早期に枯渇。国は9月上旬に受け付けを始めた「予備分」の補助金で、充電器の設置口数に上限を設けるなど要件を厳…