マツダは、こだわりのクルマを生み出す一方、経営面では試練の連続だった。今は「スカイアクティブ」と名づけた一連の新技術やプレミアム路線が奏功し、念願だった米国の現地生産も再開した。世界で加速する電動車シフトに「マルチソリューション戦略」で挑む。2012年の「構造改革プラン」は、世界金融危機による4期連続赤字を踏まえた緊急対策だった。同プランでは15…