14年前に軽自動車製造からの撤退を決め、米国シフトを進めたスバル。この経営戦略は見事に当たり、米国市場では独自の地位と高い収益性を保つ。ただ、その米国では政権主導で電動車シフトが進む。大崎篤社長は電気自動車(EV)の米国生産を決断する一方で「マーケットがどのように転ぶか分からない」とも漏らす。軽の自社生産から手を引く前年の11年7月に公表した「M…