電動化でハーネスの回路数は増え、複雑化している

住友電気工業は、ワイヤーハーネス(組み電線)の工法刷新に乗り出す。2025年をめどに、既存のハーネスを4~5エリアに分けた「分割ハーネス」に見直し、この組み合わせにより、少ない品番で約250品種のワイヤーハーネスを量産する。分割部を含むハーネスの接続工程は可能な限り自動化してコストを抑える。この工法が普及すれば、労務費の制約がなくなり、生産拠点の…