写真前列左から鈴木社長、マレーシアのアンワル首相、KMSBのヤハヤ社長

 スズキは、マレーシアの「KMSBモーターズ」と二輪車用部品の供給契約を締結したと発表した。スズキは、KMSBが今後、立ち上げる独自の二輪ブランド「AFAZ」に、2024年前半から順次、樹脂部品やエンジン、フレームなどを供給する。

 KMSBは、スズキマレーシア社の親会社である「AFYモビリティインダストリーズ」のグループ会社。スズキはAFAZブランドの110~150cc機種用の部品を、タイやフィリピン、インドネシアの工場から供給する。

 鈴木俊宏社長は「二輪車販売に加え、KMSBへの部品供給を通じてマレーシアの二輪車市場と産業の発展に貢献していく」と語った。