JA三井リース(新分敬人社長、東京都中央区)は、電気自動車(EV)の充電サービスを手掛けるプラゴ(大川直樹代表、東京都品川区)と共同で新会社「プラゴサービス」を8月24日付で設立したと発表した。資本金は1千万円で、出資比率は非公表。代表者はJA三井リースの杉田剛氏が務める。新会社の設立で、プラゴが商業施設などで提供する充電サービス「マイ充電ステーション」の普及を加速する。
JA三井リースが持つファイナンス機能や営業ネットワークと、プラゴが持つ充電インフラに関するノウハウを連携する。両社のシナジーを高め、2025年末までに1千拠点に、充電器1万基の設置を目指す。
両社は23年1月、EV普及に向けた資本提携を結んだ。今後も関係を深め、充電器の設置施設における顧客満足の向上やグリーントランスフォーメーション(GX)推進につなげる意向だ。