マツダは4日、SUV「CX―30」を一部改良し、新世代ガソリンエンジン「スカイアクティブX」の搭載モデルを廃止したと発表した。手動変速機(MT)もなくした。パワートレインはマイルドハイブリッド車とディーゼルエンジン車のみとなる。これで、同社が国内で販売しているモデルでスカイアクティブX搭載車は「マツダ3」だけになった。また、改良に伴う仕様変更や原材料価格の高騰を反映し、従来に比べて価格を3.3~9.6%値上げした。

 SUV「CX―5」も一部改良した。同モデルでもMT車を廃止したほか、価格改定も実施。値上げ幅は従来比で1.3~7.7%となっている。

 両車種は同日から、予約受け付けを開始。発売はCX―5が10月中旬、CX―30が10月下旬の予定。

 価格はCX―30が255万6400円から、CX―5が290万9500円(消費税込み)から。