マセラティジャパン(木村隆之社長、東京都港区)は、全面改良した新型「グラントゥーリズモ」をマセラティ目黒(同目黒区)で国内初公開した。すでに受注を受け付けており、年内の納車開始を予定している。欧州ではマセラティ車として初の電気自動車(EV)「フォルゴーレ」もラインアップしている。日本でも今後、EVの市場投入を計画している。

 今回、公開したのは高性能グレードの「トロフェオ」となる。同グレードは排気量3㍑のV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力は550馬力で、最大トルクは650ニュートン㍍となっており、高い走行性能を実現している。9月にかけて、全国の正規ディーラーで順次、実車を展示するイベントも行う。

 価格は基本グレードの「モデナ」が2444万円、トロフェオが2998万円(消費税込み)。