天井まで並ぶ大型トレーの昇降・移動は機械が行う

椿本チエインがレタスの生産を始める。老舗の機械メーカーによる異色の取り組みは社外だけでなく、社内からも驚きの声が挙がった。同社が目指すのは、新たな栽培手法による次世代植物工場だ。機械部品から搬送システムまで幅広い事業で培った技術を生かし、2030年にはアグリ事業を収益の柱に育てる考えだ。植物工場は、光や温度、水、肥料や二酸化炭素(CO2)濃度など…