親子の秋田犬(秋田県)
とちぎのいちご(栃木県)
ぐんまちゃんワールド(群馬県)
ソメイヨシノと東京タワー(東京都)
首里城復興(沖縄県)
フラシティいわき(福島県いわき市等)
未来ある那須地域(栃木県大田原市等)
徳川家康公の兜の変遷(愛知県岡崎市等)
百舌鳥(もず)と古墳(大阪府堺市)
広島東洋カープ(広島県広島市等)

 国土交通省は、秋田県や沖縄県など10地域で「地方版図柄入りナンバープレート」を新たに10月23日から交付する。秋田は「親子の秋田犬」を、沖縄は「首里城復興」をそれぞれデザインした。事前申し込みは9月25日から受け付ける。

 都道府県の全域を単位とする図柄入りナンバーは今回の交付から新設するもので、秋田、沖縄、栃木、群馬の4県と東京都を対象とする。また、既存ナンバーの地域名(運輸支局、自動車検査登録事務所名など)を交付単位として新たに導入するのは、いわき、那須、岡崎、堺、広島の5地域だ。

 新車や中古車の購入時だけでなく、使用過程車もナンバーの内容(一連指定番号など)を変えることなく交換できる。交付手数料は8月下旬頃に公表する予定。既存の図柄ナンバーは地域や車両区分によって異なるが、「中板」と呼ばれる一般的な乗用車に用いるタイプで8千円前後だ。1千円以上の寄付をすればフルカラー版を選択することができる。

 国交省は現在、地方版図柄入りナンバーを58地域で交付している。寄付金は導入地域の地域交通のサービス改善や観光振興などに充てられている。