インドネシアでも富裕層のショーファードリブンの需要は拡大しており、トヨタ「アルファード」の人気が高い
ホンダはインドネシア初のハイブリッド車(HV)を新型「CR-V」に設定。HVで先行するトヨタやスズキを追う
トヨタはタイで発表した「IMVゼロ」をベースにした「ランガコンセプト」を披露。「ランガ」はトヨタの新興国戦略車「キジャン」のピックアップに用いた名称だ
2022年には工場を新設し、存在感が増すヒョンデ。今回のショーでは新型MPV「スターゲイザーX」を発表
EVでリードする上汽通用五菱汽車集団(ウーリン)だが、HVにも注力(写真は今回発表した「ALMAZ RS」の改良型)
ショー初日はアグス・グミワン・カルタサスミタ産業大臣が来場
日野自動車のプレスカンファレスは伝統舞踊(?)を披露。派手なダンスパフォーマンスは過去に東京オートサロンで見せた日野ブースを彷彿とさせる
VIPのモーターショー視察は珍しくないが、インドネシアは全てのブースのビジョンにVIPの名前を掲げて歓迎の意思を示す。政府への要望を通すのにも「気持ち」が大切だ
EV産業の振興を図るインドネシア政府だが、四輪車での普及は壁は高い。ホンダが推進する電池交換式の二輪車の普及が先行するかもしれない
三菱自動車は新モデル「エクスフォース」を発表。2017年に発売してヒットした「エクスパンダー」と共通のプラットフォームを使用した小型SUVだ

インドネシアのジャカルタで「ガイキンド国際モーターショー2023」が8月10日に開幕した。市場シェア9割を握る日本メーカーをはじめ、中国や韓国メーカーなど、過去最多となる約50ブランド(二輪含む)が出展。約2.7億人と世界第4位の人口を抱え、さらなる成長が見込まれるインドネシア市場の攻略をにらんだ各社の展示車両を写真で紹介する。

ショーの会期は20日まで。