「後継者の存在はとても大きい」と最近感じている。Ｍ＆Ａ（合併・買収）による企業譲渡を考える経営者で最も多い理由は、後継者の不在である。その一方で、後継者がいても譲渡を考える人も増えている。後継者となる子に、Ｍ＆Ａによる譲渡の意思を開示する時期は、ケースによって異なる。例えば、当社に相談を予約した社長（父）が、最初の面談の場に専務（息子）を同席させ…