ビッグモーターの各地の店舗前で街路樹が不自然に枯れている問題について同社は28日、「複数の店舗で過去に除草剤を使い、その影響で枯れた可能性が高い」と自社のホームページ上で公表し、陳謝した。この問題では国土交通省が、同省が管理する直轄国道沿いにある店舗についての調査結果を28日に発表した。111店舗中10店舗の前にある植樹に、枯死の発生(過去5年以内含む)があることが確認された。除草剤がまかれていることが確認された場合は、警察に被害届を出すという。原因者が特定されれば損害賠償などの請求も検討する。

 同省の調査には都道や県道沿いの店舗は含まれていない。ビッグモーターの和泉伸二社長は10年前くらいに除草剤を使ったことがあると、25日の会見で話していた。