全固体電池の実用化を待たず、複数の液系電池で攻める

トヨタ自動車は、次世代技術の内容や開発の進捗をこのほど明らかにした。電気自動車(EV)に積むと1充電で1千㌔㍍以上を走れる車載電池や、製造工程を半減させる技術、次世代の燃料電池(FC)、車載OS(基本ソフト)「アリーン」など、〝手札〟の数は同業他社を圧倒する。EVやソフトウエア定義型車両(SDV)では新興メーカーに先行を許す。先頭集団に追いつき、…