強力な磁力を持つ「ネオジム磁石」を開発した佐川眞人氏(さがわ・まさと、79)が顧問を務める大同特殊鋼の星崎工場(名古屋市南区)でこのほど講演し、電気自動車(EV)向け次世代磁石の開発に意欲を示した。佐川氏は「2028年から30年くらいをめどに実用化したい」と語った。ネオジム磁石は、レアアース(希土類元素)のネオジムと鉄、ホウ素を主成分とする永久磁…