ヤマハは、三菱自動車と車載オーディオシステムを共同開発し、第1弾として三菱自がインドネシア市場に投入する予定の新型コンパクトSUVに採用されたと発表した。

 ヤマハは三菱自との協業でヤマハブランドの車載オーディオシステムが搭載される車種の音響デザインを担当し、三菱自向けにオーディオ製品を供給する。両社が共同開発したオーディオシステム「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」が三菱自の新型コンパクトSUVに搭載される。

 ヤマハは車載オーディオシステムを中心とした部品・装置事業を、楽器事業、音響機器事業に次ぐ第3の柱とするための取り組みを進めている。すでに複数の自動車メーカー向けにオーディオシステムを供給しているが、三菱自との協業を通じてさらに事業拡大を図る。