光岡自動車(光岡章夫社長、富山市)は15日、霊きゅう車や搬送車など特装車の1~5月の受注台数が前年同期比22・1%増の105台になったと発表した。22年は過去最多の202台を受注したが、これを上回るペースとなっている。同社は23年、前年を上回る受注を目指す。

 半導体不足でベース車両の納期が長期化する中、従来は受注後だったベース車両の仕入れのタイミングを、受注前に切り替えたことが受注台数の積み上げにつながった。受注拡大に向け、4月に投入したトヨタ「タウンエース」を基にした搬送車の新型車効果も生かしていく考え。