ミドトロニクスAI搭載のバッテリーアナライザーMVT-300

 東洋エンタープライズ(大野直樹社長、東京都大田区)は、複雑化が進むバッテリーと電気システムのニーズに対応するため、米ミドトロニクス社製の高精度なバッテリー診断・サービスツールの新製品4機種と人気のバッテリーチャージャーを中心に展示・説明を実施する。

 バッテリーおよび充電システム・アナライザー「CPX-900AP」は、従来のコンダクタンス技術に、リザーブキャパシティーテスト機能を搭載する最新機種。容量不足のバッテリーでも、高精度な診断が可能。国内外で多くの自動車やバッテリーのメーカーがスタンダード機種に認定している。

 また、ミドトロニクス社が独自に新開発した「パワー・オン・ミドトロニクスAI」技術を搭載するバッテリーシステムアナライザー「MVT-300」は、電圧の挙動を自動解析し、システムノイズや定格値が不明でも高精度な判定を可能にする。

 このほか、カラータッチスクリーンを備え、コントローラー部とテスター部が分離可能なバッテリー診断サービスシステム「DSS-5000」や、EV・HEV専用で最大336Vの高電圧レスキューチャージャー「xRC-3363」、人気のスイスメイドのスーパーキャパシタを搭載する「ジャンプスターター」などを展示する。